きらら通信
親知らずが引き起こす問題とそのリスクとは?
こんにちは。
ヤオコーふじみ野大原敷地内の歯医者、きらら歯科ふじみ野院です。
今回は、親知らずが原因で発生する典型的な問題や、それを放置した際のリスクについてお話ししていきます。
親知らず(第三大臼歯)は他の永久歯に比べて遅れて生えてくる歯です。最も後ろに位置するため、スペース不足や不規則な生え方により多くのトラブルを引き起こします。
親知らずが引き起こす問題
・痛みや炎症
親知らずが部分的にしか生えず歯ぐきに覆われたままだと、炎症や痛みが生じることがあります。特に「半埋伏歯」の場合、感染しやすく口の中の不快感や腫れが続くことがあります。
・手前の歯への影響
親知らずが正しい位置に生えない場合、手前の歯を押して痛みやお口全体の歯並びの乱れを引き起こすことがあります。
・埋伏歯の問題
埋伏している親知らずは外から見えないため問題が発見されにくく、将来的に手前の歯や骨に悪影響を及ぼすことがあります。埋伏歯は、特に痛みがない場合でも定期的な確認が必要です。
親知らずを放置した場合のリスク
・むし歯のリスク
親知らずの周辺は手入れが難しく、むし歯になりやすい部位です。食べ物が詰まりやすいため、特に歯ブラシが届かない部分ではむし歯の進行が早まることがあります。
・歯並びへの影響
親知らずが手前の歯を押し続けると、歯並びが乱れることがあります。
・歯周病のリスク
親知らず周辺の歯ぐきは清掃が難しいため、歯周病の原因となることが多い傾向にあります。
まとめ
親知らずを磨く際はデンタルフロスや歯間ブラシも使用して、丁寧に磨きましょう。また、定期検診を欠かさないようにし、痛みや腫れがあれば早めに相談することが大切です。