きらら通信
夏の口腔ケアは乾燥対策がカギ!唾液と噛む力を味方にしよう
こんにちは。
ヤオコーふじみ野大原敷地内の歯医者、きらら歯科ふじみ野院です。
今回は、夏に気をつけたいお口の乾燥の対策法についてお話ししていきます。
暑さが厳しい季節になると、熱中症や脱水症状への注意が高まります。ところが見過ごされやすいのが「お口の乾燥」です。口の中がカサカサしたり、飲み込みがスムーズにいかないと感じたことはありませんか?それは、暑さによる唾液の減少が関係しているかもしれません。
こまめな水分補給でうるおいキープ
口腔内の乾燥を防ぐためには、こまめな水分摂取が基本です。一度に大量に飲むより、少しずつ回数を分けて飲む方が、体にも口にも優しく効果的です。糖分を含まないお茶や水がベストで、常に手元に置いておくと自然と意識できます。
噛むことが唾液分泌のスイッチに
「噛む」という動作には、唾液の分泌を促す力があります。特に無糖のガムを噛むことで、自然に唾液腺が刺激され、口の中が潤いやすくなります。ストレスを感じやすい現代において、ガムを噛む行為はリラックス効果も期待できるため、一石二鳥です。
鼻呼吸を意識して口の中を守る
口呼吸が習慣になっていると、空気が口腔内の水分を奪い、乾燥の原因になります。それにより、菌やウイルスが体内に入りやすくなることも。意識して口を閉じ、鼻で呼吸するよう心がけることが、健康への第一歩です。就寝中に口が開いてしまう方は、市販の口閉じテープを利用するのも良い方法です。
保湿とマッサージでさらに快適に
乾燥が気になるときは、保湿ジェルを使うと口腔内の潤いを保つのに役立ちます。また、唾液腺をマッサージすることで唾液の分泌を促すこともでき、口腔環境が整いやすくなります。簡単なケアを習慣化するだけで、毎日の快適さが大きく変わります。
まとめ
お口の中の乾燥は、夏バテや全身のだるさの一因にもなりかねません。「たいしたことない」と放置してしまうことが、思わぬトラブルを引き起こす可能性があるため、早めの対処が大切です。噛む力と唾液の働きを意識し、お口の中から体全体を元気に保ちましょう。お口の中で気になることがありましたら、お気軽に当院へご相談ください。