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きらら通信

お口の健康が全身を守る!免疫力との深い関係

こんにちは。
ヤオコーふじみ野大原敷地内の歯医者、きらら歯科ふじみ野院です。

今回は「お口の健康と免疫力、そして全身の病気との関係」についてお話ししていきます。歯や歯ぐきの状態が悪いと「噛みにくい」「口臭が気になる」といったお口の中の問題だけでなく、実は全身の病気にもつながることがあると分かっています。お口のケアを大切にすることは、免疫力を守り、体全体の健康を維持することにも直結するのです。

季節の変わり目に注意すべきこと

気温差が大きくなる季節の変わり目は、体調を崩しやすい時期です。風邪をひいたり疲れを感じやすくなったりするだけでなく、免疫力が落ちやすいタイミングでもあります。その影響を受けやすいのが「お口の中」です。歯周病菌などの細菌は免疫力が下がると一気に増殖し、歯ぐきの炎症や全身への悪影響を引き起こす可能性があります。

お口の細菌と免疫力の関係

お口の中には数百種類もの細菌が存在しています。普段は免疫システムがうまくバランスを保っていますが、免疫力が下がると悪い細菌が優勢になり、歯ぐきの腫れや出血などを引き起こします。さらに、その炎症が血流を通じて全身に広がることで、糖尿病や心疾患などの生活習慣病と深く関わってくるのです。

歯周病と全身疾患との関連

近年の研究では、歯周病と糖尿病の相互関係が特に注目されています。歯周病の炎症が血糖コントロールを悪化させ、糖尿病が進行するとさらに歯周病が悪化するという悪循環に陥るのです。また、歯周病は心疾患や脳血管疾患のリスクを高めることも報告されています。さらに高齢の方では、誤嚥性肺炎の大きな要因となることも分かってきました。

生活習慣も見直しましょう

免疫力を支えるのは、お口のケアだけではありません。

・バランスの良い食事:栄養が偏ると免疫機能も低下します。野菜やタンパク質をしっかり摂りましょう。
・質の良い睡眠:疲れを癒し、免疫細胞の働きを回復させます。
・軽い運動:血流を良くし、体全体の抵抗力を高めます。

このような生活習慣を整えることも、免疫力を守る大切なポイントです。

お口は免疫の入り口

お口は「食べ物や空気が最初に通る場所」であり、体を守る最前線です。ここが清潔で健康であれば、免疫力をしっかり支えることができますが、細菌が多いと体に余分な負担をかけてしまいます。だからこそ、お口のケアは全身の健康を守るために欠かせないのです。

まとめ

お口の健康は、見た目や食べやすさだけでなく、免疫力や全身の病気にも深く関わっています。歯周病を予防し、免疫力を守ることは、糖尿病や心疾患、誤嚥性肺炎などのリスクを下げることにつながります。毎日のセルフケアと定期的な歯科受診、そして生活習慣の見直しを組み合わせることで、季節の変わり目にも負けない健康な体をつくりましょう。